2020年6月14日
しろさく村 墓穴同盟
(ma、うめこ、おどたん)

各位

墓穴同盟 これまでの経緯と
これからの活動について

平素より墓穴同盟の活動にご支援・声援賜り誠にありがとうございます。4月の結成以来、思いつきばかりのゲリラ活動を繰り返してきた墓穴同盟ですが、2020年7月を以てその活動に一つのピリオドを打つことを決断致しました。
つきましては4月の結成時より本決断に至るまでの経緯を下記の通りまとめましたので、ここにご報告申し上げます。(PDF版はこちら)

4月25日 始まりの日

Twitter。そこは魑魅魍魎が住む混沌とした世界。
その中で、一人のユーザーがある決意をする。謎の流れと驚異的なノリの良さで出来上がったエアサークル『墓穴同盟』。これを実現させたい…と。

話は少し前に遡る。
4月23日、おどたんの「ユスベンがありなのは、一番好きなフェルマイとレスロゼとは全く別の場所で繰り広げられてるからだ」と言う発言に同意のリプを飛ばすma、うめこ。それは極めて日常の風景だった。うめこがあることに気がつくまでは。

「ていうか、この会話、みんな墓の中www」

そう、軽率に萌え尽きて死ぬ三人、常にユーザー名に†┏┛墓┗┓†を背負っていたのだ。

うめこ「ユスベンを草葉の陰から見守る会、結成wwwwwwwww」
おどたん「ほんとだwwほんとだwwww 墓穴同盟 ボケツアナドウメイ」
ma「やwめwてw変なイメージつくじゃないですか。ほら、みんなで太陽の元に出ようよ。そして、墓穴同盟ってサークル名でユスベン本を作ろうwwww」

墓穴同盟爆誕の瞬間である。

TLでのおふざけのはずだった。しかしなぜか次々と出来上がってくるガチ目なサークルカットにサークルロゴ。
maは思った。これを実現させたい……と。

話の端々で気づく、おどたんのノリのよさ。
しかし同人誌を作るとなればどうだろうか、躊躇してしまうことはないだろうか。………いや、あの人は押せばいける。

うめこ…この人はよく分からない。
どうも昔は腐っていたようだが、今はそうでもなさそうだ。しかし、サクカなんて作ってくるくらいだ………読めないが、チャンスはある。

逡巡の末、maはDMを開いた。まずはおどたんを懐柔だ。

「ねーねーねーねー作ろうよーーー\\ ٩ ( 'ω' )و //」
「熱烈なDMキタ━(゚∀゚)━! 腐ってないのに処女本ユスベンやばくない?!wwwwwいや、やってみたい気もしますけどね?!」

ちょろい。次はうめこだ。

「うめこさーん、本当に本作るってなったら一緒にやってくれます??」
「maさーん!あの、実は2つ問題がありまして、1つは本なんて随分と作ってないので勝手がさっぱり分からないこと、まぁそれはいいとして、もう1つは、実は私今海外在住なんですよねー(爆)」

まさかである。なんだそれ、かっこいい。
だが、嫌だという言葉はない。情熱は海も超えるのだ。

こうして、2人の承諾(?)をもぎとり、墓穴グループDMが作成された。

そしてmaは知ることになる。
Twitterの表面に現れる狂気はあくまで氷山の一角であったことを。

「私がいる以上エロ&人外は不可避なんですけど」
「人外縛りの墓場で運動会本」
「腐ってないのに人生初の本をどうしても BL にしたくなってきた」
「縛るなら \ユスベン!/←地方 CM」
「私、サークルホムペ作るよ!」
「年貢でございます...って差し出したい、そして抱かれたい」
「わかる」
「わかる」
「村長に抱かれ隊」

大幅な脱線を幾度となく繰り返しながらもユスベンをテーマにお互いトルークを焚きあい中身を作っていく日々が始まった。
順調であるかのように思えた本づくり、しかし思いも掛けないことで事態は明後日の方向に進んでいく。

4月29日 大きく事態が動いた日

そして事件は起きる。Twitter の DM 障害で村長が墓穴の地下活動に気付いたのだ。騒然とする墓穴。

「本のことは隠し切りたい!あくまでも「いつか本をだす」詐欺でサプライズ一揆したい!」
「まぁここまで来たら8割方確信してると思うけどね。あいつら、たぶん出すなって」
「君たちがDMの存在をTLで仄めかすからwww」
「うーん、ホムペを先行公開する?本以外の制作物を見せることで、「あ、なんだ、こいつらこれ作ってたのか」と思わせる」
「ミスリード!!」
「エアサークルホムペ?」
「もういっそ、おいでよ、しろさく村!的な感じもありじゃね?」
「天才wwwwwwwwww」
「発想力wwwwwwwwww」

そして、次々と現れる下ネタだらけの村観光スポット案。

「白濁の滝の酒蔵ほしいな」
「双丘 ってことば使いたい」
「雄っぱい?」
「奇祭で男根かつぎたい」
「御神木に男性器が浮き出てるのどう?サブリミナル的な」
「サブリミナルちんこ」
「サブリミナルちんこ」

我々はどこに向かっているのか…。

「もう、しろさくさんの『違う!そうじゃない、その情熱を本作りに向けろと言ってるんだ!」という一言が聞きたい」
「わかる」
「わかる」

そしておどたんの謎技術によって次々に形となっていく村の公式ホームページ。
いつも私たちにおいしい福利厚生をくれる村長をサプライズで喜ばせたい…そんな気持ちから始めたはず だった…。
しかしいつの頃からか、みんなを、何より村長を驚かせたい、この気持ちが上回りつつあることに気付かないふりをしながら、我々は進んでいくのであった。

5月11日~加速する墓穴メンバー

そしてある日、村長のライブ配信に集った私たちは村長の村いじりに歓喜する。

「村長、めっちゃ村のこと言ってくれる」
「え!shinさんが住職になってくれるって!!」
「やった!」
「やった!」
「ホムペの許可、そろそろ取りたいね」

狂気のみが先行し、すでにホムペも地図も9割方完成。しかし、さすがに他人の名前を冠したホムペ、無断で公開するわけにはいかない。いつか言わなきゃ…この狂った下ネタで埋め尽くされた村のことを…。
そう、思っていたころ、その日がやってきた。

5月14日~運命の一日

その日、朝から墓穴の中は沸き立っていた。
前日にTLを席巻した#私はユルゲンシュミットではどこの領民ですか、このタグから始まった村長とうめこの会話に端を発する。

「『しろさく村はユルゲンシュミットのどこの領地なんですか』だって」
「地図ができそうって言われたw」
「もうできてるよwこの地図の中にユスベンいたら楽しい」
「おお、帰ったらユスベン描くね!」

そうこうしている間に、とんでもない事実に気づく墓穴メンバー

「ねぇ、わたし気付いたんだけどさ……本日、村設立1カ月記念日だった」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

これはお祝いしなくちゃ。地図だけでも先に公開しよう!昨日の今日だ、きっと驚いてくれる!
盛り上がる墓穴に、さらに燃料が投下される。
前日の流れを受け、フォロワーさんからうめこ宛に住民票が提出されたのだ。

「住民票ができてるwwwwwwww」
「1カ月記念になんということをwwwwwww」
「もうホムペも公開しちゃおう!!」
「アイコン村娘に変えよう」
「久々に墓から出るぞ」
「祭りの始まりじゃー!!!!!!!」

そう1か月記念祭、あれはなんら予定されたものではなく、当日朝の思いつきで開催された宴であったのだ。
ゲリラでの地図公開、墓穴メンバーによる観光案内、しろさくさんへの実はホムペもありますカミングアウトDM、綱渡りのホムペ公開…

 

『こんなん作るより同人誌作る方が簡単なのにどうしてこうなったの????』
『驚かせる方向が絶対にイカれてる』

 

求めていた村長コメントに狂喜する墓穴メンバー。
やった!やりきったぞ!!村長をものすごく驚かせたぞ!やったーーーー!!!
謎の達成感に満ちる墓穴内。

楽しかった。やり遂げた、これで思い残すことは……

 

ある。

 

忘れてはならない、なぜ我々は集ったのか。
村長に年貢という名の同人誌を差し出すためだ。

 

忘れてはならない、なぜ我々はホムペを作ったのか。
村長に驚きとともに年貢を受け取ってほしいからだ。

 

そして、あれから1か月、我々はここに宣言する。

 

 

 

 

 

村長、私たち、
7月26日の本好き通販オンリー合わせで
ユスベン本、出します!!

 

 

 

 

『村の人たちが私を喜ばせるじゃなくて驚かせるに全振りしたところ、好きなんだよな』

今度こそ、驚きだけじゃなくて喜びもあなたに届けたい。

 

6月14日 墓穴同盟メンバー一同 拝
~私たち、一生墓穴で生きていきます~



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